ヴァナゴン(T4)で初めてのユーザー車検(陸運局に直接)に行ってきました(記録22)

ヴァナゴン

ディーラーに頼り切らないと心に決めてから、早2年。ヴァナゴン(T4)の車検時期が来てしまいました。前回「T4まいすたぁ」で車検前点検もやりましたし、陸運局でいざ、ユーザー車検に初挑戦です。

車検予約システムで車検の予約

まずは国土交通省の車検予約システムで事前に車検(継続検査)を受ける場所、時間帯を選びました。

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陸運局で車検を受ける場合は、ナンバーを取得した地域に限定されるのかと思っていましたが、どこの陸運局で車検を受けても構わないとのこと。今回は車検を受けようとしていた日の都合上、出先から一番近い場所だった多摩自動車検査登録事務所を選びました。

予備検を受けておいてよかった

『初めて陸運局で車検(継続検査)を受ける場合は、現地の陸運局の近くにある予備検屋さん行ったほうが良いよ。車検の勝手が事前に体験できるから。光軸チェック・調整も念のためやっておくとよいよ』とのアドバイスを頂いたことを思い出し、Webで調べて「米山自動車」さんなるとこに予備検査でお邪魔してきました。

当日、予約もせずにお伺いし、「今日初ユーザー車検をやろうと思っているので予備検査お願いしたいのですが!」

『はいよ、了解!車こっちの検査ゾーンに入れてくれるかい?』というやり取りをし、すごく感じの良いおじさんが出てきて対応してくれました。

陸運局の検査と同等の内容(足回りチェックは無し)を一通りチェック(約15分位)してくれるのですが、なかでもわたしが予備検をやっておいてよかったな、と思ったのが次の3つです。

  1. 40キロのスピード走行時のパッシング、
    →私のヴァナゴン(T4)では44キロくらいにスピードメーターがある地点が、車検計測時の40キロでした。メーターの「どの位置」が車検で要求される「規定の速度」なのかは、やってみないと把握できなかったように思います。
  2. サイドブレーキの効きチェック
    →想定以上に思いっきり引く必要があることに、ここで理解しました。いつもの駐車時のようにサイドブレーキを引いていたら「もっと!もっと引いてー!」と(笑)。印象として、サイドブレーキは、かなりいっぱいいっぱいまで引き上げる必要があると思います。
  3. 光軸調整
    →これがかなり苦戦しました!HIDライトに変えていたからか「うわっちゃー。光が結構分散しちゃっているなぁー。」と言われ、機械で光軸をチェックしながら、あーでもないこーでもないと色々なことを試して、調整していただきました。最終的には「うーん、これで通るといーんだけどなぁ、わからないかもしれないなぁー。3番で検査受けてだめだったらゼロ番のレーンで試してみてくれる?」と。「それでもだめならライトを元に戻す(純正)しかないなぁー」と。ご面倒おかけしてすいません(苦笑)。
    事象としては、ライトの光の焦点が2箇所に分散してしまっており、片方を車検場の機会が検知したら光量が足りないと判断される可能性がある、ということでした。最善を尽くしていただいたので後は試してみます、と感謝を告げて予備検を終わらせました。

あと、その日私は車検に必要な書面関係を事前に用意してこなかった旨お伝えしたところ、下記の書面の準備から書き方まで教えていただきました。おかげで、車検場での手続きが早かった!

  • 自賠責の加入(2年で¥27,840) ※自賠責保険は、任意保険のようにWebで当日加入できませんでした。どこの保険会社のサイトでも。誤算でした。
  • 自動車重量税納付書の記入
  • 継続検査申請書

検査場で必要な書類手続き

書類の記入を終えたら、そのまま車検場へ。適当な場所に自分の車を止めて、受付時間帯をチェック。

手続き手順に従って、自動車重量税および検査手数料の印紙を購入すべく、まずは写真の青い丸の建物のところに行きました。

こんな看板が目印。

本当はこちらで申請書類等を購入し、記入するという作業があるのですが、私は予備検屋さんで終わらせてきたのでとてもスムーズでした。ちなみに重量税は¥50,400。やむなしなんですが良い値段します(-_-;)

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印紙を購入したらこちらの部屋に戻り

建物内に入ったら、6番の窓口に必要な書類を提出します。

流れ作業で書類のチェックが進み、この段階で整備記録の有無を聞かれたので提出したところ、ざっと確認されて戻ってきました。(その間5秒ほどでしょうか。)

以上で書類関連の手続きは終了です。「ではコースに行って下さい」と案内され、いよいよ車の検査開始です。

検査コースに突入

事前に予備検屋さんのおじさんに「検査コースは3番に行くんだよ。そして検査員に『今日初めてなので教えて下さい』と伝えるんだよー。」との話を聞いていたので、間違えないように案内板で3番のレーンの場所を確認して進みました。

後は何も考えないようにし、ただただ検査員の方の指示に従って進めました。結構身構えていたのですが、検査員の方はとても優しく親切で、終始私はリラックスして進められました。はじめに、「今日が初めてです」とお伝えしたのが良かった気がします。

不安要因だったライトのチェックでも問題なく、結果として一発オウケイ。ホッと一安心です。

まだまだ素敵なヴァナゴン(T4)ライフを楽しめそうで、うれしいです。

かかった費用

費用合計 約¥85,440

  • 米山自動車さんの予備検代 ¥5,400
  • 自賠責保険 ¥27,840
  • 自動車重量税印紙 ¥50,400
  • 検査登録印紙 ¥400
  • 審査証紙 ¥1,400

持参書類は以下

  • 旧(現)車検証
  • 整備記録簿

下記は現地で調達可能でした。

  • 各種申請用紙(予備検屋さんから支給)・
  • 自賠責保険(予備検屋さんで契約)※陸運局周りに保険屋さんもあったので現地周辺ならどこでも加入できるようです。

ディーラーに車検を頼んだ場合の費用を前に調べたときは、¥38,800(車検基本点検料)だったので、この分が節約できたということでしょうか。
ヴァナゴン(T4)のディーラー点検費用を見積もってもらいました(記録3)

初めてのユーザー車検。やってみれば簡単だったけどやらなければわからない。何にせよとても良い勉強になりました。

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