ヴァナゴン(T4)のミッションマウントを交換したらアイドリング時の振動が激減しました(記録15 )

ヴァナゴン

最近ヴァナゴンT4のギアをドライブに入れている際のアイドリングの揺れが激しかったのです。前まではそんなに気にならなかったのに、信号待ちとかしていると揺れること揺れること。
これを改善するためには、前々からT4まいすたぁさんに指摘を頂いていた「ミッションマウント」を交換しなくてはいけないかなぁ、と思っていました。

ただ、いかんせん部品の値段を調べると3万くらいするので迷っていました(笑)
交換しなくても運転に問題は無いといえば無いのですが、快適さの誘惑にとらわれてしまい、T4まいすたぁで交換することにしました。

問題の箇所はここ。よくよく見るとゴム部分の劣化が激しいことに気付きました
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本来ミッションマウントのゴムの真ん中部分にボルトで固定されているのですが、ミッションマウントのゴムが劣化しているため、ボルトの位置がやや上気味に。
加えて、ゴム部分を触ると隙間がプカプカと。
こりゃ揺れるわけです(苦笑)。

ミッションマウントの交換作業自体は想像していたよりも難しいものではありませんでした。
作業手順としては、

  1. リフトで持ち上げたヴァナゴンT4の下に入る。
  2. 車の進行方向に向いてボルトが上下に2本あるのでこれらを外す。
  3. 横側から見て上下にボルトが2本あるのでこれらも外す。※横のボルトはここです。
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  4. ミッションマウントの中心を通っているボルト一本も外す。これらをトルクレンチなどで緩めて取り外します。ただ普通のトルクレンチだけでは進行方向にあるボルトに手が届かないので、トルクレンチにつける長いジョイントが必要でした。
  5. ボルトを緩めたあとは、古いミッションマウントを取り外し、新しいミッションマウントを取り付けます。ここは若干コツがいるようでした。エンジン部分を長い鉄棒などで車の進行方向に結構なパワーを使い持ち上げます。
    その際に出来た隙間に新しいミッションマウントを入れ込み、外した過程と反対の手順でボルトを締めていきます。
    持ち上げのイメージとしてはこんな感じでした。
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作業自体はさくさく進み、30分ほどで交換作業が完了しました。取り外した古いミッションマウントをあらためて眺めると

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とにもかくにも経年劣化でゴム部分の劣化が目立ちます。やはりゴム類は消耗品なんですね。中心線もずれているし。

気になる効果ですが、はっきりと体感できるくらい改善されました。ニュートラルの状態とドライブにギアを入れた状態で全く違いが無いくらい振動がなくなり、交換前に不平を漏らしていた妻も「こんなに揺れないものなんだ」と笑ってしまいました。

費用合計¥42,500
・サポート代金(3.5時間 他作業もあり)¥14,000
・ピット代金(AM+PM)¥2,500
・ミッションマウント交換一式 ¥26,000

他にサポート付きで同時に実施した作業についてはこちら →ヴァナゴンのATF交換

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