おびまる(野菜結束機)HT-M2を修理してみた。

DIY

農産物のパッキングに便利な野菜結束機「おびまる(HT-M2)」。中古を譲り受ける機会があったので、自分で修理してみました。

メーカーサイトで取説発見

事前にwebを色々調べたのですが、どんぴしゃりで参考になるサイトがなく、大苦戦。まずはメーカーサイトに行き取扱説明書(PDF)を読むと、最後のページに「分解見取り図」と「交換部品表」があるではありませんか。素晴らしい!

こういうメーカーさんの物は長い間使用できるので大助かりです。

事前に取扱説明書を読んで、おそらく該当するであろう部品を勝手に予測して発注しました。ただの個人が電話して、部品発注に応じてくれるのかやや不安だったのですが、丁寧にご対応いただき問題ありませんでした。発注先はここ(マックスのサイト・修理メンテナンスのご案内)で調べ、電話で注文しました。

現状のおびまる(HT-M2)の不具合箇所

おびまる(HT-M2)を触ってみて、不具合があった主な症状は、次のとおり。

  1. テープを受け止めるローラー部分のかみ合わせが悪く、テープが止まらない。
  2. ゴムローラーがそもそもない。
  3. ギア付近がボロボロで、動きがスムーズでない。

「そもそも購入した交換部品は、これであっているのか?」という不安を抱えながらも、部品到着後早速作業に取り掛かりました。

テープを受け止めるローラー部分のかみ合わせの修理

作業前の状況がこういう状態。段付きピンに錆びだけでなく、なにか固着している・・・。これでかみ合わせが悪くなっているのでは?と予想しました。

ということで、まずはテープを受け止めるローラー部分のかみ合わせの修理から。ベースユニットと接続されている4つ(表2つ裏2つ)のネジを外します。

すると、こんな具合に外れました。

バネ部分でローラー部分の上下をコントロールしていた模様。

続いて六角レンチでスタンドの片側(片サイド上下の2つだけ。裏はやらない)のネジを外します。分解見取り図で見ると片側だけ外せば作業できそうだったので。

スタンドを外すと、ツカミローラー軸受け部分を取り外せました。

段付きピン4本(140円×4本)を新しいものに差し替えて、ローラー(1,000円)も新しく交換。

元の場所にツカミローラー軸受け部分を戻し、

ねじ止めをして、この箇所の修理は完了です。思っていたより簡単に作業できました。

ついでに葉受けキャップ(70円×2個)も新しく交換です。これがどこまで大事な役割をしているのか私にはわかりませんでしたが、1個だけついているのも変かなと思いまして。

テープを受け止めるローラー部分のかみ合わせの修理完了前後の姿。

見た目も、使い勝手も不具合が解消されていていい感じでした。

次は、ゴムローラー部分の修理

作業前の状況として、ゴムローラがそもそもなかったので、これを機に新しいローラーピン(340円)とゴムローラ(270円)を取り付けることにしました。

ローラーピンを横に取り出せなかったので、バネだし板の片サイドを外しました。とめ金具を慎重に取り外して、

バネだし板を一時的にどかしました。

これで古いローラーピンを外すことができるようになりました。

新しいローラーピンとゴムローラーを組み込みました。

あとはバネだし板をもとに戻してこの箇所の作業も完了です。とめ金具を破損しそうで恐る恐るの作業でした。

ゴムローラー部分の修理完了前後の姿。

この部分は交換しなくても使えるといえば使えるのですが、交換したほうが、テープが滑らかに流れるようになりました。

最後は、ボロボロせいでギアの動きがスムーズでない部分の修理

作業前の状況がこちら。消耗品なんでしょうか。ボロボロでした。ここは交換しなくても使えそうな気はしたのですが、なんとなく見た目と、動きのぎこちなさが気になって交換してみました。

3か所の赤丸箇所のネジを外して、ギヤカバーユニットを取り外します。

ちょっと斜めにしないと取り外せず苦戦しました。

続いて調節ネジを取り外し、

テンション解除板をどかすと、ギヤ部分が見えてきます。

交換予定のピニオンAユニット(1,100円)、Bユニット(1,200円)は手で簡単に取り外せました。ついでにOリング(150円)も交換。

新旧で全然違います。当たり前か。

新しいピニオンBユニット→Aユニットの順番で入れようとしたところ、プラスチック部分が引っかかって入らないことが判明。古いのは、ここの部分がボロボロだったのですんなり取れたのですが、新しいのはしっかりしている分幅がありそのままでは入れられず。

ですので、隣のボルトをゆるめて隙間を作り、やっとこさ奥に入れ込みました。

出来上がりがこんな感じ

テンション解除板を戻し、ギヤカバーユニットを取り付けて作業完了です。

最終チェックの試運転をしたところ、問題なくきれいにテープを張れました!

直ってよかったー。

なんだかんだで2.5時間くらいかかったのですが、構造はそんなに難しいものではないので、中古を購入した方はチャレンジしてみる価値はあるのかと思います。

新品は結構よい値段しますので( ;∀;)

DIY
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30代 農家を目指す金融マンの日常

コメント

  1. 篠原 巧吉 より:

    sato様
    あちこち検索して貴兄の記事に当たりました。私も最近ネットで同型機を入手したのですが何せ古い物で錆だらけ、部品は欠品と承知で購入したものの部品の入手先が判らず思案していたところです。助かりました。また丁寧な修理方法解説で大変参考になりました。稲藁や麦わらの結束に使用したいと考えています。部品はMAX本社に問い合わせしたところ購入先か販売店へとつれない返事、maxサービスでの購入が可能と知り一安心です。
    ところで私は神奈川在住で山梨に無謀にも耕作放棄地400坪を借り、週末素人農業を楽しんでいる古希の老人です。DIY好きで中古を直しては得した気分で悦に入っております。
    記事を楽しみにしております。

    • sato より:

      わざわざコメントいただきましてありがとうございます!少しでもお役に立てているとうれしいです。おびまるは意外にも簡単な構造なので、部品さえあれば長い間使えそうなのでDIYで直す価値ありですよね~。私も色々試して自分でできることが増えていくのがうれしいので、ついつい色々試してしまっています。