自宅の書籍を電子化して整理したいと思っていたのですが、従来から自炊代行業者によるPDFファイル化に著作権法上の問題があるというような話を聞いていたので、自炊代行業者に依頼するのは抵抗がありました。
であれば自分でやるしかないと考え、裁断機を買おうと検討もしたのですが、「作業が面倒だなぁ。しかも高いんだよなぁ」となり、裁断機購入計画は廃案。調べると、裁断機はこんなのが有名のようですが、保管する場所が必要になり、なによりもとてもとても良いお値段します。
さてどうしよう、と思ったものの、裁断サービスのサイトを色々調べてみると、裁断を依頼するだけなら法律上問題ないと理解できたため、scanbooks.jpという裁断サービスを実施している会社に依頼することにしました。
scanbooks.jpを利用してみました
ここに決めた理由は同社の運営ポリシーに共感したためです。
ポリシーはこちら(長いです^^;)→スキャン代行業者提訴の記者会見を拝見して――著作者の皆様にお伝えしたいこと
真っ当にルールを守る姿勢。更に良し悪しは別にして対案を示そうとする姿が素敵に思いました。
戻ってきた裁断本の仕上がり
試しに裁断を依頼した本が返送されてきたものを確認したのですが、裁断内容も問題なく、梱包も丁寧でした。
こんな分厚い本も綺麗に裁断されています。助かるー。

ハードカバーで、かつ分厚い本を自分で裁断するのはちょっと面倒ですし、こんなに綺麗に仕上げる自信がありません。
scanbooks.jpを利用して本が戻ってくるまでの日数・料金
以下、依頼から完了までの流れです。
- Webから申込む(今回は40冊)
- 4日後到着確認および作業開始承認依頼のメールが来る。同日昼間に承認する。
- 翌日夜到着する。
申込から手元に裁断された書籍が戻るまでに要した日数は6日間、費用合計が¥4,650(税込み)でした。
内訳は次の通りです。
この他にscanbooks.jpの長野裁断事務所までの郵送代金1,000円がかかりました。
返送料が無料である点と、キンコーズに書籍を持ち込む手間暇を比較して考えると、こちらのサービスを利用した方が費用対効果がよい、と思いました。

次回は漫画で利用したいと思います。
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